・杖や車いすを使用しないと歩行が困難。
・寝たきり状態
・手足の関節拘縮(固まって動かしづらい)
・身体に筋麻痺、筋力低下、リンパ浮腫などがあり、日常生活動作が困難
このような症状でお困りの方、またご家族にこうした患者様がいらっしゃって、
介護にご苦労されている方も多いと思います。
一定の条件を満たし、医師の同意により医療上マッサージを必要とする場合は、
健康保険を使って鍼灸マッサージの施術および機能訓練(リハビリ)を受けることができます。
歩行困難など身体的な理由で、医師により通院が困難だと認められれば、
こちらからご自宅や施設に訪問する訪問リハビリマッサージが可能です。
◆訪問リハビリマッサージとは◆
〇機能の改善を目的として、ご自宅や施設にお伺いして行う医療マッサージです。
〇あんまマッサージ指圧の支給対象となる適応症は、
一律に診断名に関わらず、筋麻痺・筋萎縮(≒筋力低下)・関節拘縮など
担当医が医療上マッサージが必要と認めれば、同意書が出された上で行えます。
〇1度の同意書で施術可能な期間は6カ月です。(H30年10月から改定されました)
その後も継続して施術を受ける場合は、6カ月(変形徒手矯正術は1カ月)ごとに同意書が必要です。
〇国家資格を有する鍼灸マッサージ師が行います。
〇医療保険を使いますので1回の施術費は1~3割の負担割合に応じた金額
(約300~500円)になります。
〇医療保険でのサービスで、介護保険の枠ではありません。
◆訪問リハビリマッサージをすることで◆
〇血液、リンパ循環の改善をすることで、筋肉の緊張や痛み、痺れむくみの緩和、
また、神経伝達の改善が期待できます。
〇関節可動域を広げ、拘縮の予防、改善
〇寝たきり状態、廃用症候群、褥瘡の予防、改善
〇日常生活動作の維持・向上が見込めるため、患者様だけでなく介護者である
ご家族の負担も軽減できます。
〇機能訓練により。筋力低下を予防し、転倒や転倒によるケガのリスクを
軽減できます。
〇内蔵機能低下の改善が期待できます。
◆このような症状でお困りの方◆
〇脳血管障害後遺症(脳梗塞、脳出血などの後遺症)
〇パーキンソン病、症候群、筋萎縮性側索硬化症(ALS)
〇関節リウマチ、変形性膝関節症、変形性腰椎症
〇肺気腫
これらは一例です。
◆訪問リハビリマッサージで出来ること◆
鍼灸マッサージ:痛みやしびれなどに筋肉の緊張緩和を目的に行います
変形徒手矯正:四肢の関節拘縮により、運動機能障害が顕著な場合に行います。
硬くなった関節周囲、こわばったり麻痺した筋肉に手を使って
行います。
①各関節の機能回復②痛みの緩和③関節の変形予防④動作の改善
⑤関節の安定化
などが期待できます。
機能訓練・運動療法:弱まった筋力の維持・向上、低下した機能を改善、
日常生活動作(寝返り。座る、立つ歩くなど)の改善を
目的として行います
◆訪問リハビリマッサージご利用の流れ◆
①申し込み
お問合せフォーム、メール(89fujinami@gmail.com)、
LINE、電話などからお申込み下さい。
※お電話でお申し込み頂いた場合、後ほど改めてお掛け直し致しますので、
お名前、ご用件(訪問リハについて)を残して頂くと助かります。
※ケアマネージャーさんとご相談の上申し込まれても結構です。
②カウンセリング・無料体験マッサージ
ご自宅、施設にお伺いし、お身体の状態や問題点、
患者様やご家族のご希望などをお聞きします。
施術費用や同意書についてのご説明を致します
※医師に記入して頂く「同意書」はこちらが持参します。
その後、患者様の問診も兼ねながらマッサージを致します。
③申し込み
担当医に同意書の記入を依頼して頂き、同意書が出来上がりましたら、
訪問開始の日時をご相談させて頂きます。
④訪問開始
患者様のお身体の状態、ご希望を考慮し、施術や機能訓練を行います